冬はコーヒーとチョコレートがいい。夜に走りにいくのはとても気持ちがいい。体型が少しずつ変わってきた。もう誰にも見せる事はないけど自分が納得できるまでは。慈しむものは「時間」と「家族団らん」と「失ったものへの感情」。季節はふりむかない、でも音楽はよりそっていてくれる。iPhoneの着信音がちりん、って鳴るたびに頭の中でcillinに変換される。まあ、ゆっくり進みなよって、そう言ってくれてる気分になる。友人から「ひさしぶりに、お茶でも」「忘年会の予定」そういうメール。今年は忘れたい事がないから忘年会という名の飲み会には参加したくない。けど友人には会いたい。ぽっかり開いた穴は埋まらないままだけど、暖かい気持ちにはなれる。ありがとう。まだ泣いている。泣ける時に泣けばいい。おもしろくなくても笑っておけばいい。ふがいないって自分をせめて、苦しんで怒ればいい。それは全部自分や他人を大事にするエネルギーになる。年が果て、四季が果て、時が果てる12月。お祭り騒ぎに出かける人も、そんな喧騒を知らずに眠る人も。たった1秒進むだけで世界が生まれ変わる。また0から始まる事になっても目標はすでに明確。無理にそぎおとして、背伸びして、取り繕うのはもうやめよう。シンプルになんて生きなくていい。と思ってる。意味もなく遠回りしてきたとは思いたくない。くだらないもの、おもしろいもの、美しいもの、醜いもの、意味のないもの、そういうものを拾ったり、人から受け取ったりしながら自分なりに磨いて、メッキだったり金ぴかだったりその逆もしかり、捨てたものまた取りに戻ったり。もう見つからず泣いたり、そのままの形でそこにあってホッとしたり。私は右往左往して大人になるよ。スタート地点はまだまだまだ先。息継ぎしながら一歩ずつ。来年はきっともっと笑えてる。はず。たぶん。