あけましておめでとうございます2011
2010年は本当にいろいろあった年だった。で、自分の中でいろいろ何かが生まれたり死んでいった年でもあった。死んでいった中にはいいものも悪いものもあったと思う。いつかアオキが「体の細胞は半年で生まれ変わるから、いろんな事を忘れていっても、変わっていってもそれは必然だと思うし、しょうがない事だよ」と言ってた。だからこれからも毎日ちょっとずつ半年経った細胞が私の中で死んでいくのと同時に、いろんな事を忘れていき、変わっていくんだろう。悲観的ではない、むしろちゃんと前を向けている。年末は知り合いのいる北海道へ行ってスノボーやらラーメンやら旭山動物園やらをマイナスの気温の中で体感した。スノーボードは超がつくほど楽しくて、ウェアなんかをそろえたくなったほどだった。人生は経験だ。と凍っている道の上をそろりそろりと歩きながら何度も思った。360度見渡しても雪と白樺しかない場所。掴む事ができないパウダースノウに2010年一番のおいしいコーヒー。いつかここに大事な人を連れて来たい、とも思った。それぐらい素晴らしい場所だった。2011年になる30分前にはもう疲れてベットの中だった。0時5分前に酔っぱらった友人から電話がかかってきて電話越しでカウントダウンをしてくれた。みなとみらいは花火があがったみたいで、電話の奥からはハッピーニューイヤーと口々に言う騒がしい声が聞こえてきた。ものすごく楽しそうで、酔っぱらいの相手もこんな日はいいな、と思ってそのまま眠った。今日は母親がお雑煮を作ってくれていた。おいしかった。家族全員と迎える事ができる元旦を幸福だと思ったのははじめてだ。母はしきりに私が変わった、という。私を変えたのはあの人だ、と言う。本当に感謝したい人しかいない年だった。だから今年はその感謝を返していきたい。2011年はやることがたくさんあるから、プライオリティをちゃんと考えながらひとつずつこなしていければ。絵とは正反対のロウテンションな日記ですが、今年もよろしくお願いします。皆にとって素敵な1年の幕開けでありますように!